北浦和元町の小児科・アレルギー科

【ブログ】医療と食育でつなぐ

アレルギーっ子の「みんなで食べる」時間

食物アレルギーのあるお子さんとご家族にとって、「安心して食べること」「同じ体験を共有できること」は、毎日の生活の中でとても大切なテーマです。 

アレルギー除去食に配慮しながら、 
保育園や学校、外での食事に向き合ってきたご家庭も多いのではないでしょうか。 
「これで本当に大丈夫かな」「みんなと同じ時間を楽しめるかな」「周りに迷惑をかけていないかな」 
そんな気持ちを抱えながら、日々工夫を重ねている方も少なくありません。 

16年目を迎えた「アレルギっ子のデイキャンプ」は、 
小児アレルギー専門医・白尾謙一郎先生と、 管理栄養士・教育者である妻木陽子先生の連携のもと、 
広島女学院大学の学生さんたちも参加して行われてきた取り組みです。 

医療と食育、そして学びの場がつながり、 安心・安全に配慮された環境の中で、 お子さんたちが「体験」を通して学び、楽しめるよう工夫されてきました。 

この取り組みでは、単に知識を得るだけでなく、 

・同じ立場のご家族と出会うこと

・安全に配慮された食事を「みんなで食べる」経験

・子ども自身が「できた!」と感じられる時間

こうした一つひとつの体験を大切にしています。 

また、食育の専門家や学生さんたちの関わりにより、 「アレルゲンを除く」だけでなく 「おいしく、楽しく食べる」ことをあきらめない工夫が随所に取り入れられていました。 食物アレルギーを取り巻く環境が変化する今だからこそ、 
あらためて大切にしたい視点が多く含まれている活動です。

 しろくまサンの小児科アレルギー科では、 
診療だけでなく、 ご家族が少し安心できる情報や、考えるきっかけを、 これからも大切にお伝えしていきたいと考えています。

「食物アレルギーを正しく知りましょう」

一部抜粋

(1)食物アレルギーってなあに?

食物アレルギーとは

年々、食物アレルギーは色々変化しています。食物アレルギーとは原因となる食物に含まれる抗原(アレルゲン)を摂取した後に抗原特異的な免疫学的機序を介して、生体にとって不利益な症状(皮膚・粘膜・消化器・呼吸器・アナフィラキシー反応など)が引き起こされる現象 ※食物による直接的な作用・食物不耐症などは含まない。小児科アレルギー学会:食物アレルギー診療ガイドライン2021

♦︎抗原特異的な免疫学的機序→血液検査や皮膚の検査で反応が出てくる

白尾先生の講演で正しい知識を学ぶみなさん!

しろくま先生からのメッセージ 

学生の皆さんが真剣に学び、子どもたちやご家族の立場に思いを巡らせる姿は、 これからの社会にとっても心強いものです。 お子さんとご家族が、安心して毎日の食事を楽しめるようにこれからも、 医療と食育がつながる形で、 食物アレルギーを長年診てきた専門医として、 継続的に関わっていきたいと考えています。 

食物アレルギーっ子のDAYキャンプ2025 より

白尾先生、妻木先生 今年もぜひ開催をお願いいたします♪ 

●広島女学院大学  
人間生活学部 管理栄養学科 妻木 陽子 先生 

●しろくまサンの小児科アレルギー科  
院長 白尾 謙一郎 先生  

この記事を書いた人
しろくまサンの小児科アレルギー科 事務長