広島女学院大学で、しろくま先生(白尾先生)が「アレルギーを持つ子の食事と生活」をテーマにご登壇されました!同日開催の食物アレルギーっ子のDAYキャンプでは、広島女学院大学の妻木先生が、大学生スタッフと一緒にレクリエーションや8大アレルゲン除去のわくわくバイキング、おやつ作りなど親子で楽しめるプロジェクトを開催。沢山の親子が参加されました。この取り組みは、白尾先生と妻木先生が17年間ともに、食物アレルギーのお子さん・親御さんやアレルギーでないお子さんも、一緒に楽しめるよう企画し、食物アレルギーについて学べるDAYキャンプを継続活動しています。今年はオンラインで浦和の皆様にもご参加いただき、大好評でした♪
●食物アレルギーってなあに?
●食物負荷試験
●災害への備え
食物アレルギーを正しく知りましょう(食物アレルギーDAYキャンプオンラインセミナーより抜粋)
(1)食物アレルギーってなあに?
食物アレルギーとは
年々、食物アレルギーは色々変化しています。食物アレルギーとは原因となる食物に含まれる抗原(アレルゲン)を摂取した後に抗原特異的な免疫学的機序を介して、生体にとって不利益な症状(皮膚・粘膜・消化器・呼吸器・アナフィラキシー反応など)が引き起こされる現象 ※食物による直接的な作用・食物不耐症などは含まない。小児科アレルギー学会:食物アレルギー診療ガイドライン2021
♦︎抗原特異的な免疫学的機序→血液検査や皮膚の検査で反応が出てくる
(2)食物負荷試験
アレルギーの対象となる食物を実際に食べてみて、その反応を見ることにより診断を行う試験
目的は…
①食物アレルギーの診断…対象となる食物を本当に食べられないのか?
②食物除去解除の指標…対象となる食物を食べられるようになったか?
③食物摂取の闘値量の設定…対象となる食物をどれくらい食べられるののか?
(3)災害への備え
災害時に食物アレルギー患者に起こりうる問題
●アレルギー対応食品の不足
●炊き出し時におけるアレルゲンの誤食
●アナフィラキシー時の対応の遅れ
●食物アレルギーに対する偏見
【3つの助】
●自助(家庭の備え)
●共助(周囲と共同した備え)
●公助(公的な備え)
小児科アレルギー学会:食物アレルギー診療ガイドライン2021
食物アレルギーっ子のDAYキャンプ2024
妻木先生と白尾先生、来年もぜひ開催をお願いいたします♪
●広島女学院大学
人間生活学部 管理栄養学科 妻木 陽子 先生
●しろくまサンの小児科アレルギー科
院長 白尾 謙一郎 先生